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女性を悩ませるPMSと今話題のフェムケア

女性を悩ませるPMSと今話題のフェムケア

2023/11/13


近年、脱毛サロン様においてはVIOのケアをされるお客様が多いのではないでしょうか。今回は女性特有のお悩みPMSについてとその解消につながるヒント、人気のフェムケアアイテム「PicoDonna ピコドンナ 」のご紹介をします。





1.そもそもPMS(月経前症候群)とは?

月経前に、こころや体の不調を感じやすい方もいらっしゃるのではないでしょうか?
94.5%の女性に経験があるといわれているPMS症状。PMS(月経前症候群)とは、Premenstrual Syndrome の略で、月経前「身体的」、「感情的」、「行動的」に現れるさまざまな不調のことです。
PMSは一般的に生理の3~10日位前に始まり、月経が始まると症状は緩和または消失していきます。約1ヶ月の月経周期の間にも女性ホルモンは劇的に変動し、女性ホルモンの変動はこころとからだに影響し、特に月経前の黄体期にはエストロゲンとプロゲステロンの急激な低下により、さまざまな精神的・身体的症状があらわれます。
皆さんは次のような症状に悩まされたことはありませんか?

1.身体的症状

腹痛、頭痛、腰痛、むくみ、お腹の張り、下痢や便秘、乳房の張り、肌荒れ、体のだるさ

2.精神神経症状

情緒不安定、イライラや怒り、不安や悲しみ抑うつ感

2.行動的症状

食欲の増加、食欲減退、意欲減退、集中力低下、睡眠障害






2.年齢によってPMSの種類は変化する?

20代と30代で変化するPMS


個人差はありますが、PMSは年齢に合わせて症状の種類も変化していきます。
20代の女性は、乳房の張り、下腹部痛や頭痛など、カラダの症状が強く出る傾向にあり、30代になると、20代の症状に加えて、精神的に不安定になる、攻撃的になるなど、ココロの症状がでてきます。特に30代では、PMSを「30代中期症候群」ともいうほど、PMSの症状に悩んでいる方が多くいらっしゃいます。30代と言えば仕事も生活もとにかく忙しい時期。それらのストレスがよりいっそう症状を重くしてしまうという悪循環もあるようです。
また出産経験の有無もPMSの症状に影響します。一般的に出産経験のある女性の方が、イライラする、怒りっぽくなる、自己否定的になるなど精神的な症状が多く、出産経験のない女性は、下腹部痛、乳房のはり、頭痛などの身体的な症状が多くみられます。
女性は妊娠、出産など、それぞれのライフステージに応じて女性ホルモンの影響を受け、カラダとココロに大きな変化があらわれます。そのため健康トラブルも年齢によって変わってくるのです。





3.知っておくことが大事。PMSと上手に付き合うポイント!

身体的・精神的な不調がでるのは実はPMSのせいなのかも。と、分かると気持ちが軽くなってきませんか?PMSを知らないと、心身の不調に対して自分を追いつめてしまうこともあります。普段のライフスタイルを見直して、PMSとも上手に付き合っていきましょう。

1.基礎体温をつける

基礎体温を知ることで、つらかったPMSとうまくつきあえるようになるかもしれません。自分の身体が今どんな時期なのか知り、PMSの見通しを持っておくために、基礎体温をつけてみることをおすすめします。 PMSは、一般的に月経がはじまる1週間ぐらい前から始まります。 基礎体温をつけて月経日やPMSの時期を把握しておくと、セルフケアがしやすくなりますし、月経のサイクルが分かれば、精神的に波のある時期に備えて過ごすことができます。

2.PMSと食事の関係

血糖値が下がると、脳がエネルギー不足になるので、眠気や、食欲が増したり、イライラしやすくなります。そこで急に高カロリーのものを食べると、急激に血糖値が上がり、ホルモンが急に上がった血糖値を下げようとするので、また疲労感やイライラするという、悪循環が起きてしまいます。悪化させないためには、血糖値を一定に保つことが大切。食事を抜くことが多い人は、まずは三食をきちんと食べるように心掛けましょう。 食べない時間が長いと、常に血糖値が低く、イライラや眠気を悪化させてしまいます。 出来れば食事を5~6食に小分けにしたり、間食を取り入れて、血糖値の上昇と下降を緩やかにしましょう。間食にはドライフルーツ、ナッツ、果物、牛乳、ヨーグルト、小魚などを選ぶとよいでしょう。ごはん、白い砂糖、パンなどは普段よく食べると思いますが、これらの食品は血糖値が急上昇しやすいです。玄米、そば、全粒粉のパン、芋類などは血糖値の上昇が緩やかなので、これらの食べ物をいつもの食事に取り入れてみましょう。

3.軽い運動とリラックスの時間を取り入れよう

PMSのときは、気持ちが落ち込んだり、体の不調を感じたり気持ちも体も重く運動なんて…と思ってしまいますよね。無理をする必要はありませんが適度に運動をすることを心がけましょう。重たい気分が晴れ気分転換にもなり代謝をうながすことでPMSが軽減することもあります。ウォーキングやジョギングなど有酸素運動はPMSを和らげる効果が期待できます。ゆったり体を動かすストレッチやヨガもおすすめ。ハーブティーを飲んでゆっくりとした時間を過ごしたり、好きな香りのアロマを焚いたり、読書をしたり自分を労り癒される時間を過ごすこともおすすめです。

4.症状が重いようなら悩まず病院へ

PMSの症状が重く、仕事・子育て・家事などの日常生活に支障が出ているようでしたら無理をせず専門的な知識がある婦人科へ相談することをおすすめします。 PMSではなく別の病気によるもの、疾患が隠れている場合もありますので一度検査を受けてみると良いでしょう。

5.親しい方へPMSの事を知ってもらうことも大切

パートナーやご家族などの親しい方に月経前にどういった症状が出るかをお話しして、理解していただくことも大切です。あらかじめPMSの症状を知っていれば、パートナーやご家族と一緒に対処法を考えることができます。PMSのつらさを1人で抱え込まず、周囲の方に相談してPMSと上手に付き合う方法を一緒に見つけていきましょう。





4.PMSを意識した食事について

積極的に取り入れたい栄養素


◆たんぱく質(肉や魚、大豆製品など)
月経前にイライラや気持ちの落ち込みなどの精神的な症状が強く出る原因の1つに、気持ちを安定させる神経伝達物質の1種であるセロトニンの低下があるといわれています。たんぱく質はセロトニンのもとになるため、肉や魚、大豆製品などのたんぱく質が豊富に含まれる食品を積極的に食事に取り入れましょう。

◆マグネシウム(海藻類や魚介類など)
海藻類や魚介類、豆類などに多く含まれるマグネシウムが不足すると、不整脈や抑うつの症状などが現れます。マグネシウムにはPMSの精神的な症状やストレスを和らげる作用があるので、月経前に精神的な症状が強く出る方は海藻類や魚介類、野菜といったマグネシウムを多く含む食品を積極的に取ることを心がけましょう。

◆カルシウム(牛乳やチーズなど)
カルシウムにはPMSの精神的な症状に加え、むくみなどの身体の症状を緩和するはたらきがあるといわれています。カルシウムを多く含む代表的な食品は、牛乳やチーズなどの乳製品や大豆製品、海藻類などが挙げられます。なお、きのこ類や魚介類といったビタミンDが豊富な食品を一緒に食べることでカルシウムの体内への吸収率を高める作用が期待できます。

◆ビタミンB₆(赤身の魚や肉など)、ビタミンE(ナッツ類や植物油など)
ビタミン類も効果的です。赤身の魚や肉、特にレバーなどに多く含まれるビタミンB₆にはむくみや肌荒れの予防をはじめ、女性ホルモンを活性化し、PMSの症状を和らげる効果が期待できます。また、ナッツ類や植物油などに多く含まれるビタミンEには、むくみや精神的な症状を軽減する効果があると考えられています。食事で取ることが難しい方は市販のサプリメントで摂取するのもよいでしょう。

取りすぎに注意したいもの

◆糖質
チョコレートやショートケーキといった糖質の多いお菓子は、血糖値を上げるはたらきがあります。血糖値が急激に上昇すると、イライラや食欲増進といった症状が悪化することが指摘されています。月経前の時期は甘いものが食べたくなってしまうという方も多いと思いますが、PMSの症状の緩和のためにも間食をナッツやヨーグルト、糖質が少ないチョコレートといった血糖値が上がりにくい食品に変えてみてください。

◆塩分
塩分をたくさん取ると体内のナトリウムとカリウムのバランスが崩れ、それが原因でむくむことがあります。月経前に身体がむくみやすい方はもしかしたら塩分の取りすぎが原因かもしれません。むくみが気になる方は減塩の調味料や香辛料などを使用することで、塩分を控えるのも1つの方法です。

◆カフェイン
コーヒーや紅茶などに含まれるカフェインにはPMSの症状を悪化させる作用があります。月経前の期間はコーヒーや紅茶を飲む量を減らしたり、ノンカフェインの飲み物に変えたりするとよいでしょう。





5.よく耳にするフェムケアとは?フェムテックとは?

フェムケアとは、女性の月経、妊娠、更年期など女性の体や健康のケアをする製品やサービスを指す新しい言葉です。「Feminime(女性)」「Care(ケア)」をかけ合わせて作られた造語です。
例えば、フェムケアの代表ともいえる、吸⽔ショーツや布製ライナー、⽉経カップといったアイテムで、⽣理⽤品の選択肢はぐんと広がりました。⾃分に合った⽣理⽤品を使うことは、⽣理中の不快感やストレスの軽減につながります。 フェムテックとは、「Female(女性)」「Technology(技術)」をかけ合わせた用語で、女性の心身のケアのためにテクノロジーを駆使して作られたサービスのことを指します。
例えば、アプリや機械などで生理の管理や生理中のお悩みを改善解決するための製品です。
フェムテックを賢く活用することで、生理前のPMS期間も快適に過ごすことができます。

6.正しいフェムケアについて

正しくフェムケアを行うことでフェムゾーンの悩みが減り、快適に過ごしやすくなります。 例えば、女性のフェムゾーンは構造的に細菌が繁殖しやすいため、においやかゆみといったトラブルに悩まされることが多いもの。 フェムゾーンのケアを行うことで、このようなトラブルを回避しやすくなるのです。

1.更年期の身体の変化にも効果的

フェムケアには、更年期の身体の変化に対応しやすくなるという効果もあります。 ホルモンバランスが急激に変化する更年期の女性の身体は、フェムゾーンが乾燥してトラブルが発生しやすい状態になることも多いです。 そこでフェムケアを行い、フェムゾーンのうるおいを保つことで更年期の不快な症状を和らげる効果が期待できます。

2.生理に関する悩みの解決につながる

フェムケアを行うことで、生理に関する悩みの解決にもつながります。 ナプキンでムレてフェムゾーンがかぶれてしまったり経血が漏れてしまったりなど、生理中の悩みが尽きない方も多いですよね。 肌にやさしい素材のナプキンや吸水ショーツを使ったフェムケアを行うことで、生理中のストレスを軽減できます。

3.ホルモンバランスが整う

ホルモンバランスが整うこともフェムケアの効果の一つです。 フェムケアで生活習慣を整えることで、女性ホルモンのバランスが整いやすくなります。 女性ホルモンのバランスが整うと生理前の不調や更年期のつらい症状が和らぎ、毎日を楽しく過ごせるでしょう。

4.尿漏れの予防につながる

フェムケアを行うと尿漏れの予防にもつながります。 女性は尿道が短いため、尿漏れに悩まされる方も多いです。 とくに、出産経験のある女性や中高年の女性は尿のコントロールがしにくくなる傾向にあります。この対策として、骨盤底筋を鍛えるフェムケアを行うことで尿漏れを防ぐ効果が期待できるでしょう。

7.おすすめのフェムゾーン専用アイテム

まず行いたいのが、デリケート専用のアイテムを使ったフェムゾーンのケアです。 普通のボディソープは洗浄力が強いため、酸性に保たれている膣内のバランスが崩れ、雑菌が繁殖しやすくなる可能性があるので注意が必要です。専用ソープを使うことで、必要な皮脂や常在菌を残したまま洗浄でき 雑菌の侵入・増殖を防ぎ、においを抑え、かゆみなどのトラブルをケアしてくれますのでぜひとりいれましょう。

女性ならではのPMSやデリケートゾーンのお悩みは、フェムケアやフェムテックで改善効果が期待できます。女性特有のお悩みを解消できるサロンとして、デリケートゾーンにまつわるアイテムでお客様のお悩み解決にお役立てください。

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    デリケートゾーン専用の洗浄オイル

    肌に良いミネラルバランスを持つ温泉水が肌をしっとりなめらかに整え、贅沢配合のはちみつと厳選した12種の植物オイルで優しく保湿しながら汚れて浮かせます。乾燥やにおいなどの不快感を軽減してくれます。

  • 【pico donna デオミスト】
    手軽なミストでモヤモヤをリフレッシュ

    デリケートゾーンの気になるにおいやムレ、おりものや生理中の不快感がある時にスプレーする事で清潔に保ち、気分もリフレッシュできます。温泉水が肌にうるおいとハリを与え植物エキスがニオイを防ぎデリケートゾーンをすこやかに整えます。

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